・朝だらだらしてしまうのは多くの人が感じる現象
・原因は意志の弱さではなく「脳の状態」と「最初の行動」にある
・心理学では最初の行動がその後の流れに影響するとされている
・朝は頑張る時間ではなく流れを作る時間
朝、気づいたら時間が過ぎているのはなぜ?
朝起きたとき、今日はちゃんと動こう、朝から勉強しようと思っていたのに、スマホを見てしまったり、ベッドでだらだらしてしまったりして、気づいたら30分、1時間と時間が過ぎている。
そんな経験はありませんか?
本当はやりたいことがあったはずなのに、何もできないまま時間だけが進んでしまう。そしてそのあと、「また無駄にしてしまった」「自分ってダメだな」と感じてしまう。この流れを繰り返してしまう人はとても多いです。
高校生でも大学生でも、この「朝だらだらしてしまう問題」はよくある悩みです。
朝はやる気がないのではなく切り替わっていない
まず知っておきたいのは、朝に動けないのはやる気がないからではないということです。朝の脳はまだ完全に活動状態に入っていません。
起きた直後は、判断力が低く、エネルギーも安定していない状態です。このときに「何をするか」を考えると、人は自然と楽な方を選びやすくなります。
その結果、スマホを見る、もう少し寝るといった行動に流れてしまいます。
朝にだらだらしてしまう3つの原因
朝の行動が止まる原因にはいくつか共通点があります。
一つ目は、最初の行動が決まっていないことです。起きたあとに「何しようかな」と考えると、その時点で行動が遅くなります。人は判断するたびにエネルギーを使うため、曖昧な状態では動きにくくなります。
二つ目は、スマホが近くにあることです。スマホはすぐに刺激があり、考えなくても楽しめるため、朝のぼんやりした状態では非常に強い誘惑になります。
三つ目は、やることのハードルが高すぎることです。朝からしっかり勉強しよう、完璧にやろうと思うほど、最初の一歩が重くなります。
朝の最初の5分が1日を左右する
心理学では、最初の行動がその後の行動に影響すると言われています。朝の最初の5分で何をするかによって、その日の流れが変わります。
最初にスマホを見ると、そのままだらだらしやすくなります。一方で、少しでも体を動かすと、そのあとも動きやすくなります。
朝に動ける人は考えていない
朝にしっかり動ける人は、やる気があるというよりも、考えずに動いていることが多いです。
やることが決まっているため、迷う時間がなく、そのまま行動に移れます。この状態があると、朝のハードルが一気に下がります。
解決方法① 最初の行動を固定する
朝にやることを一つだけ決めておくことが大切です。
起きたらカーテンを開ける、水を飲む、顔を洗うなど、考えなくてもできる行動にします。これによって、最初の一歩がスムーズになります。
解決方法② スマホを遠ざける
朝のスマホは行動を止める大きな原因になります。
寝るときにスマホを手の届かない場所に置く、起きてすぐ触れない位置にするなど、物理的に距離を取ることで影響を減らすことができます。
解決方法③ 目標を小さくする
朝から完璧にやろうとすると止まります。そのため、目標は極限まで小さくします。
机に座るだけ、ノートを開くだけでも十分です。このレベルであれば、負担を感じずに動き出せます。
朝は成果を出す時間ではない
ここで大切なのは、朝に大きな成果を出そうとしないことです。
朝は流れを作る時間です。少しでも動けたという感覚を作ることが、その後の行動につながります。
小さな一歩から始めてみましょう
朝を変えたいときは、頑張ることではなく流れを整えることを意識してみてください。
例えば、起きたらすぐにカーテンを開ける、ベッドから出て立つだけにする、机に座ったらそれでOKにする。このくらいの小さな行動で十分です。
大切なのは、成功のハードルをできるだけ下げることです。朝は完璧を目指す時間ではなく、動き出すきっかけを作る時間です。その小さな行動が、その日の流れを変えていきます。
あなたが明日の朝できそうな小さな一歩は何でしょうか?

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